「大富豪」といえばトランプでは定番で、
学生時代に仲間と旅行に行ったりした時によくやったもんだった。
ちなみに松田、
この「大富豪」には自信を持っていた。
相手の心理を読んだりして駆け引きのあるゲームは割りと得意なのだが、
この「大富豪」も相手の出すカードから相手の手の内を読みながら勝ちに
いくという醍醐味が松田の性に合うものだった。
ここで「大富豪」のルールを簡単に説明すると、
プレイヤーは順番に一枚づつカードを出しながら、自分の持ち枚数を
早くなくしてしまうのを競うゲームで、
カードは「3」が一番弱く「2」が一番強いという序列の中で
各自カードを切っていく。
ただその中にルールがいくつかあり、
そのルールを駆使して勝利を掴むのが醍醐味であったりする。
そしてそのルールも地域によって微妙に違っていたりするから面白い。
さて、ゲームが始まるとどうしたことか勝ちが続かない。
普段であれば一度「大富豪」になってしまうとそう負けないし、
仮に大富豪から失墜したとしても数回のゲームで返り咲くもの
だったが、なかなか勝てない。
なぜならそれは読みが当たらないからだった。
そして読みが当たらなかった原因には
Aがそのメンバーにいたからである。
古い読者はご存知かもしれないが、
Aとは
「ケントデリカット」事件で新たな伝説を作った
ニュータイプ(ど天然)である。
確かに凡人がニュータイプ挑むこと自体無理があるのだが、
まさかカードゲームでもそれは当てはまるとは思わなんだ(-_-;
Aの出すカードはとにかく読めない。
「大富豪」の勝つための基本としては後半に自分で上がるチャンスを
作るために必ず「切り札」となる強いカードを残しておくものである。
なのでAが前半強いカードを出し続けると、
まだ切り札を持っているのだろうと読み、こちらのカードはあえて
出さずに戦力を温存しておく。
するとどうであろう。
Aは前半に全力を出しきり玉砕あるのみなのである!
大日本帝国軍もびっくりなほどの無計画なのである(汗)
するとどうなるか?
5人でプレイしてるものだから、勝負の機を逸してしまうと
たちまち他の人間に持ってかれてしまう。
もちろん他の人間もAにより振り回されているのだが、
こうなると完全に混戦状態となり読めなくなると
もはや運の要素がより高いものとなってしまう。
こうなると勝ち続けることは難しい。
勝ったり負けたりがこの後も続くのだが、
Aのミラクルもこの後も続いた。
まず、自分で「2」などの強いカードを躊躇せず速攻出して、
自分の主導権を握る。
そうすれば、基本的には「3」をはじめとした低い数字のカード、
つまりはなかなか切ることのできないカードをそこで捨てるのが
定石である。
しかしAは違った。
「8」でさらに流したのである!!
全く意味ねーじゃん!!
その意図まったく読めず(-_-;
そして極めつけは「バンザイアタック戦法」によって、
勝ったときのセリフである。
「あ〜、勝ってしまった〜。平民が一番よかったのに〜」
・・・
・・・そうか、
生き方が俺と違っていたのね(-_-)
勝とうとしていない人間と同じ土俵で戦おうとしても
そりゃ無理だろう。
相手を読んで戦略をたてるにしても、
それは相手も勝ちたいという心理が前提の駆け引きであり、
その向かうベクトルが違っていては勝てるわけがなかった。
新年早々、己の無力さを思い知ったのであった。
そんなこんなでトランプは朝方4時過ぎまで続いたのであった。
トランプ終了後ようやく眠りについた5人。
もちろん全員雑魚寝である。
午前中には実家に帰らなきゃいけなかったので、
数時間の仮眠であった。
眠りについたのも分からないうちに目覚ましのアラームが鳴り、
眠い目をこすりながら起き上がった。
すると先にNが起きており、
松田に言った。
N「松田さん、なんか寝言いってましたよ」
松「なんて?」
N「『確かにとなりに変な奴がいる』って」
松
「?」
・・・確かにとなりに変な奴がいる。
心の中で反芻してみたが全く思い出せなければ、
想像さえできない。
一つ言えることは
間違いなくいい夢ではないということだ。
元旦の最初に見た夢だから、
これが初夢ってやつなんだろう・・・。
一体どんな夢を俺はみていたんだ!?
今年も一年どうなることやら・・・
不安でいっぱいであります(ToT)
Posted by akimax1229 at 22:28
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徒然なるままに・・・